次世代環境船舶開発センター

The History and Future

07 未来への挑戦
GSCの存在意義

〜ALL JAPANを支える基盤として〜

HOME-MISSION- 設立の歩みと使命The History and Future 07

GSCの存在意義

新燃料船の本格導入は目前に迫っています。エンジンの種類、燃料の選択、安全対策、排出規制対策――どれも単純な答えはなく、関係者全体での「統合的な設計力」が求められます。
GSCは、こうした複雑な課題に対応する“集合知の場”として、ALLJAPAN体制の技術的な屋台骨となり得る存在です。
英国造船のような衰退を防ぐには、特定企業や業界の枠を超えた「国家的な共創モデル」が必要です。ALLJAPANの取組みはその具現化であり、GSCはその基盤として機能します。
私たちは、業界の垣根を越えた協力を促進し、日本の造船産業の再興を本気で目指します。
GSCの主な取り組みは、「第六章」で掲げていますが、未来の造船産業を変えるための第一歩です。

日本造船業が競争力を持つための方策

注)上記の図は、GSCにて独自に整理したもの。

終章:地域と国家の未来を背負って 〜 雇用・教育・安全保障

GSCの活動は、地域経済の活性化(雇用・人材育成)にも直結。 大学・研究機関との連携を通じ、次世代の海事技術者を育成。 海上輸送の安全・安心確保、非常時の物流維持といった経済安全保障への貢献の観点からも、国内での建造力維持は国家の必須課題。

GSCの活動は、日本がもう一度
《 造船で世界を驚かす 》ための
最後の切り札なのです。

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