2022.04.06
一般財団法人次世代環境船舶開発センター(Planning and Design Center for Greener Ships : GSC)は、この度伊藤忠商事殿が中心となって立ち上げられた「舶用アンモニア燃料に関する港湾協議会」にメンバーとして参画することとなりました。
本『港湾協議会』は、2021年に伊藤忠商事殿が中心となって発足した34企業・団体による舶用アンモニア燃料に関する協議会のフレームワークを更に発展させ、今後各国主管庁に於ける議論が求められる舶用アンモニア燃料供給の安全性評価やガイドラインに関する課題、知見の共有に焦点を当て、港湾主管庁並びに燃料供給事業者や研究機関にまで広く門戸を開放し参加を募ったものです。アンモニアの舶用燃料利用の社会実装を目指し、燃料補給における安全性やガイドラインに関する課題、知見を関係者間で共有することを目的として、当センターを含む16企業・団体が参加しました。
【参加企業・団体】
伊藤忠商事、西アルヘシラス港、西ウエルバ港湾局、シンガポール海事港湾庁、西バレンシア港湾局、西バレンシア港、独ブルンスビュッテル港、仏マルセイユ海軍消防隊、仏マルセイユ-フォス港、仏ル・アーヴル・ルーアン・パリ港、蘭ロッテルダム港、ENEOSオーシャン、商船三井、英ナビゲーターガス、独マバナフト、次世代環境船舶開発センター
※ 国土交通省港湾局並びに在シンガポール仏大使館がオブザーバーとして参加予定
本協議会の発足は、アンモニアの舶用燃料利用を世界規模で社会実装する為の重要なマイルストーンであり、次世代環境船舶の開発・普及における重要なステップとなるものと期待されます。GSCは、これからも国際海運のゼロエミッション化に向けた新たな船舶の企画・開発のみならず、関連する他業界との協働を通じ、日本の海事産業の発展に貢献できるよう取り組んで参ります。
GSCプレスリリース_伊藤忠商事主催「舶用アンモニア燃料に関する港湾協議会」への参加について
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