4月20日(水)から4月22日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された国際海事展「Sea Japan 2022」に出展し、GSCが開発したアンモニア燃料パナマックスバルクキャリアの概要など活動の成果をPRしました。また、Sea　Japanに合わせて、新たに設計開発したアンモニアReady-LNG燃料パナマックスバルクキャリアのコンセプトデザインを発表し、日本海事協会から基本設計承認を頂くとともに、展示会のイベントとして行われた船舶海洋技術セミナーにおいてこれらのコンセプトについて講演を行いました。

◆ ブース出展

GSCは、会場中央の日本パビリオンのゼロエミッションコーナーに出展ブースを設け、GSCの活動成果として、国際海運ゼロエミ化の動向や将来の新燃料の見通しについての調査結果や、GSCが設計したアンモニア燃料船の概要などについて、パネルや動画、リーフレットで紹介しました。（動画はページ下部のリンクからご覧いただけます。）

初日、Sea　Japanオープニングにご出席の渡辺猛之国土交通副大臣がGSCブースをご視察されました。三島理事長から活動内容について紹介し、副大臣より当センターの益々の活躍に期待する旨のお言葉をいただきました。会期中ご来場いただいた多くの方々からは、燃料動向や開発コンセプトの詳細等について様々なお問合せを頂き、海運ゼロエミッションに対する業界の関心の高さを改めて実感する場となりました。

ブースの様子

三島理事長から説明を受ける渡辺国土交通副大臣（右）

◆ 基本設計承認（AIP）証書授与式

4月20日、GSCが開発したアンモニアReady-LNG燃料パナマックスバルクキャリアのAIP証書授与式を同会場内で開催し、一般財団法人日本海事協会の坂下会長から、三島理事長に証書が授与されました。（関連プレスリリース：https://pdcgs.or.jp/news/218.html）

AIP証書授与式の様子（左：一般財団法人日本海事協会 坂下会長、右：GSC 三島理事長）

◆ 船舶海洋技術セミナーにて講演

展示会３日目の４月22日に国土交通省、一般財団法人日本海事協会及び一般社団法人日本舶用工業会の共催により同会場で開催された「船舶海洋技術セミナー」にて、平松計画設計グループリーダーが、GSCの取組みやAIPを取得したコンセプト船についての講演を行いました。

セミナーの様子